Tシャツ [メンズファッション]

Tシャツ メンズ

Tシャツとは、袖が身頃に対して直角についている基本的に丸首のニット、シャツのことをいいます。
広げるとT字型になることから「Tシャツ」という名がついたと言われています。

素材は主に綿。元来Tシャツは下着やスポーツウエアでしたが、1960年代からアメリカで上衣として着用されるようになりました。
着心地がよく動きやすいメリヤスの特性と、柄のメッセージ性を持つTシャツは、とくにジーンズと組み合わされ、
新しい日常着スタイルとして1970~80年代にかけて世界中の若者に受け入れられました。


現在では、Tシャツはファッションにおいても日常生活においても、欠かせないアイテムとなっています。


Tシャツの素材

・綿(コットン)
綿(コットン)は伸びにくく丈夫であり、吸湿性があって、肌触りが柔らかいのが特徴です。
吸汗性にも大変優れている素材ですので、現代では肌着としてよく使われています。
一方で、シワになりやすいという欠点もあります。
綿は繊維の長さによって<長繊維・中繊維・短繊維>と大きく3種類に分けられます。

長繊維 : 高級綿で、風合いが大変良く、艶があり滑らかな質感が特徴。

中繊維 : 日本でもっともポピュラーな綿花が中繊維です。実用性が高く、幅広い用途に使用されます。

短繊維 : 短繊維の名の通り、繊維が短いので紡いで1本の糸にします。何本かを合わせて撚りをかけて丈夫にした繊維のこと。


・化学繊維(ポリエステル・レーヨン・アクリル・ポリウレタンなど)
化学繊維(chemical fiber)とは、化学的工程によって製造される繊維のこと。再生繊維や合成繊維などに分類されます。

再生繊維 : 再生繊維とは、天然の高分子(植物のセルロース=繊維素)を化学薬品で溶解し、繊維の形にして、もとの高分子に戻した繊維のこと。レーヨン、ポリノジック、キュプラがこれに属します。

合成繊維 : 合成繊維とは、化学繊維のうち、石油、空気、水などを原料として繊維となる高分子を科学的に合成したもの。
ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタンなどがある。合成繊維は丈夫で虫に食われることもなく、洗濯による収縮も少ないです。シワになりにくいなどイージーケア性に優れています。
その反面で、ポリエステル、ナイロン、アクリルは吸湿、吸水性に乏しく、静電気が帯電しやすいという欠点もあります。英語ではシンセティック・ファイバー(synthetic fiber)という。


・オーガニックコットン(有機栽培綿)
オーガニックコットンとは、3年間農薬や化学肥料を一切使用せずに有機栽培された無農薬有機栽培綿のことをいいます。
米国の有機栽培農業を進行しようという消費者運動の一貫として生まれました。
ただし、普通の綿花も残留農薬の面では安全であることから、安全性よりも環境保護の面で評価されています。


Tシャツの襟の種類

・クルーネック(丸首)
クルーとは<船員・船の乗組員>などの意味で、船の乗組員などの着るセーターによくみられる、
首回りにそったリブ編みの丸い襟ぐりのこと。
これをふまえて、丸首のことをクルーネックと呼ぶようになりました。
セーターの襟型の代表的な一つです。

・Vネック
V字形の襟あきのことで、ジャケットやセーター、カーディガンなどの前身頃のあきに多くみられる形状です。
モードスタイルなどによく取り入れられ、キレイめな着こなしによく使用されます。

・ヘンリーネック
ヘンリーシャツにみられる襟あきで、首つけ根にそった丸い襟ぐりの前中央があきになり、その部分がボタン留めになっているもの。
ヘンリーは毎年ボートレースが行われることで有名な英国テムズ湖畔の町の名前です。

そのレースの選手が着ていた襟の形から命名されたそうです。

・ボートネック
ゆるやかな曲線で横に広くカットした浅い船底形の襟ぐりのこと。
名前の通りボートのような形にみえることからボートネックと呼ばれています。
別名ではバトーネックとも呼びます。

・ユーネック
U字形の襟あきのことで、前身頃のあきが浅いもの、深いものを含め総称してUネックと呼ばれています。


Tシャツのお手入れについて

・Tシャツの洗濯方法
Tシャツを洗濯する際には、洗濯用ネットを使用することをお勧めします。
大切な衣類を少しでも長持ちさせて愛着できるようにするためには、洗濯にも多少の手間は必要です。

ネットを使用する理由としては、他の衣類と絡まって、伸びたり型崩れしてしまうのを防ぐため。
洗濯後にTシャツの襟が伸びてダルダルになってしまったり、
裾のラインが歪んでしまったりといったことを未然に防ぐにはとても大切なケアといえます。

・プリントTシャツや色物のTシャツの洗濯について
プリントTシャツや色物のTシャツは裏返しにして洗濯するのがお勧めです。
プリントTシャツは裏返すことで、洗濯時の水力や他の衣類との摩擦を軽減させ、ダメージを最小限に抑えることが出来ます。
色物のTシャツも裏返して洗濯することで色褪せを防止します。

・Tシャツの干し方
洗濯後は速やかに取り出して、裏返しのまま干します。
水を含んでいる状態のTシャツは型崩れしやすいので、無理に表に戻そうとせず、そのまま裏返しの状態で干してください。
また、ハンガーを使用する際には襟からではなく、裾からハンガーを通しましょう。
襟から無理にハンガーを通したりすると、襟が伸びたり型崩れの原因となります。
日差しが強い日には天日干しは避け、陰干しするのがお勧めです。


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